先日の写真展ではモノクロ作品を出展されている方も多く、
面白そうだったので兼六園ライトアップで撮影した写真を加工してみました。
鉛空の色が重厚感を増して北陸らしい雰囲気。
一般的にモノクロに合う被写体は
●無機物
●コントラストが強いもの
●デコボコして陰影があるもの
などと言われています。
色が二種類、明るい〜暗いの階調のみでの表現になるので
撮影時は被写体を限定することよりも光の明暗を意識する必要があります。
白と黒の差が激しいと階調が生まれやすくなります。
若干、アンダー気味にすると重厚感が出ますが
僕はシャドーが完全に潰れるのが好きではなく
ギリギリのラインで黒つぶれしないように調整しています。
雪吊りの縄がシャープ。
モノクロ写真の特徴の一つ。
普段、カラー写真ばかり見ていることもありモノクロは新鮮な感じ。
見た人なりの色の想像力も働きますね。
そして、どことなくレトロでセンチメンタル。
↑の写真は昔の映画みたくて、どこかから勝新太郎が出てきそう 笑
モノクロ写真、もっと研究してみようかな。
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