両国・旧安田庭園

先日の東京出張で開始時刻を勘違い...
早く到着し過ぎたので両国界隈をブラブラと。


両国と言えば国技館。

初めて来ました。

行事が無いからか観光客はまばらで空いています。

壁面に描かれた錦絵。

4人の年寄が四本柱の前の俵の上に座っています。昔はこのスタイルだったそうで、1930年の天覧相撲の時から現在のように土俵下になったとのこと。

相撲博物館も公開されていて、谷風や雷電といった江戸力士の手形や錦絵、歴代横綱の写真などが展示されていましたが撮影禁止でした。


国技館を出て、両国駅を背に100mほど進むと屋敷塀に囲まれた庭園、旧安田庭園があります。こちらも初めて。

この庭園は江戸時代に常陸笠間藩の下屋敷として造られたもの。明治維新後、備前岡山藩主の邸宅となり、明治24年には旧安田財閥の創始者(安田善次郎)の所有へ。安田氏の死去後、大正11年に東京市(都)に寄付され、関東大震災、太平洋戦争を経て東京都から墨田区に移管され全面的改修を現在に至ります。

中に入ると目の前にスカイツリー

伝統的な日本式庭園と最新のスカイツリーの景観がなんとも美しい。

心字池(しんじいけ)

かつては隅田川から水を引き、干満を利用した潮入り回遊式庭園として整備されたそうですが、現在ではポンプを使って人工的に干満が再現されています。

池の周りには散策路があります。

暖かい陽射しも相まって、歩いていて気持ちいい。

緑豊かなので四季折々に楽しめそう。

今度は違う季節に来たいな。


ほどよい時間になったので目的地のある両国駅方面へ向かいます。

途中のビルで見つけた住所表示...横綱っていう町があるんだ!

一丁目一番地を探したくなる。

普段は目的地に行って帰るだけだけど、たまにはこうやって散策してみるのも良いものだな。

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PHOTOGENIC HOKURIKU

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