2007年に発生した能登半島地震からの復興を祈念して始まったのが「あぜの万燈(あかり)」
2014年からはLED灯(ペットボタル)による「あぜのきらめき」に。
地震発生からちょうど10年にあたる2017年3月25日(土)、3年半ぶりに復活。
約30,000個のキャンドルが棚田一面を彩り、幻想的な光景が映し出されました。
LEDの擬似的なゆらぎと違い、自然な火の光の揺らぐ様がなんとも心に響きます。
開催に先立ち、約350名のボランティア「あかりびと」の方々がキャンドルの設置を行い、
日が落ちはじめると、一つ一つに火を灯していきました。
よくある透明のコップに見えますが、通気用の穴が空けられています。
竹串で固定して転倒防止。
少しずつ日が傾き日を灯し始めます。
火を灯した後は風除けにドーム型のフタを取付け。
30,000個のキャンドルを350人で...
一人あたり100個弱の設置、点灯は大変な作業だったと思います。
しかも、この日は海風が強く吹付けて、凍えるような寒さ。大変お疲れさまでした。
復興には完全に終わりというものは無いのかもしれませんが、
この希望の灯りが被災された方々に届きますように。
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