ここしばらくの金沢は荒天続き。
久しぶりに晴れ間が見えたので以前から気になっていた場所へ。
大手町から卯辰山を登り、菖蒲園を過ぎてすぐ。
ちょうどカーブの辺りにひっそりと存在しています。
垣間見える鮮やかな紅葉がワクワクさせてくれます。
控えめな入り口から中に入ると、鮮やかなコントラストの世界が頭上に広がっていました。
赤だけ、黄色だけ、赤と黄色の紅葉はよく見かけますが、
緑が合わさることでその鮮やかさが一層際立ちます。
アングルを変えて。
女性的な幹と細かな枝に繊細さを感じます。
足下には沢山の立て札が。
これは金沢パークライオンズクラブの方々がボランティアの一環として、
普段の清掃活動や山野草や樹木の手入れをしたり、
山野草を植えるなどして整備されているそうです。
ヒトリシズカ、素敵な名前だな。
遠目に赤い花のような?実が揺れているのが見えたので遊歩道を進んでみます。
近づくに連れ、遊歩道に落ちる赤い実がみるみると増えてきました。
この時期によく見かけるナンテンかな?
と思いつつ頭上を見上げると無数の赤い実がなっていました。
まるでブドウみたい。
ナンテンは低木なので調べてみると、ソヨゴ?という高木の実かもしれません。
先日の強風で実が落ちたと思われます。
その鮮やかな赤は落葉と相まって存在感抜群。
撮影している時も散歩中と思われる方や遊歩道を通って卯辰山を降りる人が見え、
この緑地は生活の一部になっているんだなぁと感じました。
天狗の団扇(ヤツデ)
卯辰山界隈の紅葉も本当の終盤。
坂のカーブには通る車で運ばれた落葉たち。
グラデーションが美しい。
けど、儚いな。
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