2016年 初日の出ならぬ初日の入り(千里浜海岸)

2016年がスタートしました。

例年、お正月は実家がある羽咋市に帰省しています。

雪が無く、しかも青空が広がるお正月はここ数年記憶がありません。

雪国の印象がある北陸ですが、

年を追うごとに積雪が減っているような気がします。

僕が小学生の頃は本当に雪が多くて、一晩で数十センチ積もるのはザラ。

小学生の頃、あまりにも雪が多くて登校できなくなりそうな時、

近所の方のジムニー(当時は2stエンジン。排気音がポロンポーンのやつ)に乗せていただいて

登校したのを覚えています。

あまり積雪が多いのも困りものですが、

あるものが無くなると季節感が薄れてきますね。

なんだかなぁ。

閑話休題。

元日の今日、当たり前ですが日本海側では水平線から初日の出は拝めないので、

夕陽ならと思い、千里浜海岸へ。

ご存知の方も多いと思いますが、千里浜海岸は「なぎさドライブウェイ」として

全国で唯一、クルマで走れる砂浜として有名です。

きめの細かい砂一粒一粒が海水を含んで引き締まり、四駆でなくても砂浜を走れます。

観光ルートにもなっていて大型観光バスも走行可能。

ただ、この千里浜海岸は侵食が激しく、以前と比べると随分と砂浜の幅が狭くなりました。

現在、「千里浜再生プロジェクト」として保全活動が行われています。

蛇足ですが、中学校・高校のマラソン大会はこの海岸で行われました。

今もそうなのかな?

当時は今の倍以上の幅があったはず。

なので、波が高い日は通行止めになります。昔はこんなこと無かったなぁ。


波打ち際に行ってみると夕陽が反射してキラキラ。

雲が多めですが、逆にそれが影を生み出してくれて

光と影のコントラストが美しい。

太陽のチカラって凄い。

絶えることなく引いては返す波。

波が引く度に生み出される紋様。

人の手では決して作ることができない。

自然はそれを当たり前のように繰り返す。

二度と同じ光景に巡りあうことは出来ない。

一期一会、諸行無常。

一年の計は元旦にあり、と言います。

自分が社会に提供できる価値は何なのか。

一つは写真なのかな。

2016年は写真を通じて社会に役に立てること、喜んでいただく為にどうすれば良いのか。

常に考えながら活動していくと決めました。

 

引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします。


写真の購入はこちらから。
撮影に関するお問合せ・ご相談はこちらからお願いいたします。

PHOTOGENIC HOKURIKU

北陸、石川県を中心に写真家として活動しています。撮影のご依頼も承りますのでお気軽にお問合せください。

0コメント

  • 1000 / 1000